■体験談

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インターン先の同僚との結婚が決まり、
人生が思いがけない方向に変わりました

インターン期間:2007年7月〜2008年6月
参加コース:イギリス小中規模ホテル中級トレーニングコース
インターン先:イギリスのホテル

桜美林大学卒業後、横浜グランドインターコンチネンタルホテルで、アルバイト・契約社員を経て、正社員として宿泊部に勤務。インターン先のホテルでは、主にレストランの仕事を担当した。

横浜グランドインターコンチネンタルホテル イギリスのホテルでインターン 再度、渡英の予定

本当にいろいろな体験をした1年間でした

館内に1店舗のみのレストランは、ブレイクファスト、ランチ、ディナー対応。団体の予約や、クリスマス期間はテーブル数が足りず、うまくスペースをつくってエクステンションのテーブルで対応していました。

午後4時頃から人が集まるバーラウンジ。大型の液晶テレビが壁に設置されており、フットボールなどさまざまなスポーツ観戦でにぎわいました。スタッフの中にもフットボール好きが多かったので、仕事の間に見に来ることも

館内にはジムがあり、プールや数々のトレーニングマシーンがありました。スタッフは無料で使うことができるので、たくさんの人が仕事の後に利用していました

ブレイクファストはいつも決まったメニューがカーバリーに並びます。ディナー時は大きなチキンやビーフなどのメインをはじめ、いろいろなものがずらっと並び、シェフがお客様の目の前で切り取ってサービスするスタイル。シェフがお客様に「今日1日はいかがでしたか?」と声をかけます。

婚約者のマイケルと私です。彼は年下ですが、セクション長(料理長)なので、私はちゃんと従っていました。忙しい時は、このキッチンが戦場に。でも、そうでない時はキッチン内にラジオが流れ、みんなで踊りながら働いたことも…(笑)。

Q:インターンシップ参加のきっかけを教えてください。

A:学生時代から海外で働くことが夢でした。就職活動中に参加したセミナーで、アスパイアに出会ったのが参加のきっかけです。英語に自信がなかったので、ファーストステップ・プログラムの内容が私に最適だと思いました。インターン先は、第1希望をカナダにしていたのですが、次回の募集までかなり期間があいてしまうということだったので、第2希望(気温と天気の問題で)であったイギリスに決定しました。
担当してくださったマシューさんは、イギリスについてアドバイスをくださり、最終決断をすることとなりました。

Q:英語力アップのためにどんな工夫や努力をしましたか?

A:学生時代に語学留学をしたり、日本で語学学校に通いました。就職してからは、海外からのお客様の対応で英語が不可欠でしたが、セクション内で上の立場となり、英語の得意な後輩がたくさんいる中で自分が教える立場となると、自信はありませんでした。定期的にTOEICを受験し、英語力アップに努めていました。

Q:インターン先での具体的な仕事内容は?

A:1年間、料飲アシスタントとしてホテルのレストランで働きましたが、時々異なったセクションを経験させていただきました。全80室と規模の小さいホテルだったので、レストランと宴会サービスを同時にやることもありました。

Q:インターンシップ中、苦労したことは?

A:特に大きな壁に当たることはありませんでしたが、体がイギリスの気候に順応せず、体調を壊したことがありました。周りの皆さんが気遣ってくださったので、ありがたかったです。イギリスでの生活を通して、心と体にゆとりを持つことを学びました。まわりの人の働き方や、休日の過ごし方、家族との時間の過ごし方などを見ていて、自分に(日本人に?)欠けがちな、日常に大切なありふれたことを学びました。

Q:インターンシップで印象的だったエピソードを教えてください。

A:出勤最終日に、スタッフの皆さんからサプライズでプレゼントとメッセージ入りのカードをいただき、その場で大泣きしてしまいました。帰国日には、スタッフ全員で玄関に見送りに来てくださり、見えなくなるまで手を振ってくれました。私が滞在中、多くの方が退職したり、研修を終えて帰国する度に見送ってきましたが、そのようなことは1度もなかったので、本当に驚いてしまったのと同時に、皆さんと一緒に働くことができて本当によかったとしみじみ思いました。お客様からもお礼のお言葉をいただいたり、プレゼントをいただいたりと、印象的だったエピソードはたくさんありますが、1年間一緒に働いてくださったスタッフの方々との出会いは、私にとって本当に大きなものでした。

Q:同僚とは仕事を離れてどのような交流がありましたか?

A:同僚とは時々一緒に外出をし、外食をしたり、買い物に行ったりと、年齢に関係なく、グループで行動することも多々ありました。私よりも若いスタッフばかり(最初のレストランスーパーバイザーはなんと、19歳の青年でした)だったのですが、皆さん親切に接してくださいました。海外からの研修で、インド、フランス、ポーランド、イタリアといろいろな国の方と交流をもつことができたので、イギリスだけではなく他の国の文化も学べ、自国の文化の見直しもすることができました。

Q:インターン先の同僚の方とご結婚されるそうですね。おめでとうございます!

A:ありがとうございます。彼は、同じ社内のキッチンで料理長をしていました。22歳という若さの肩書きに驚きましたが、面倒見がよく、仕事も人一倍やっていたので、彼から学ぶことがたくさんありました。私の向かいの部屋に住んでいたので、何かとお世話になることが多く、仕事の後にみんなで彼の部屋に集まってビデオをみたりしたことが、仲良くなるきっかけだったと思います。クリスマスなどの行事には、家族のパーティに招待してもらい、ファミリーとの交流を深めることもできました。
その彼と来年の春に結婚することが決まり、イギリスに移住することとなりました。まさか、このような結果になるとは予想もしていなかったので、人生何が起こるか本当にわからないとしみじみ思います。帰国時、私と一緒に日本に来てくれたのですが、彼にとっては初の海外体験。しかも私の両親と初対面ということで不安もあったようですが、有意義な時間を過ごせました。

Q:インターンシップ中に入院されたそうですね。

A:ある日の夜中、突然、横腹に痛みが生じて動けなくなってしまいました。原因不明の痛みに耐え切れず、彼が病院に連れていってくれてそのまま入院となりました。検査後も痛みの原因が確定できなかったため、結局4日間病院に滞在することとなってしまいましたが、今思えばある意味、貴重な体験をしたと思っています。
同じ病室の方々と仲良くなり(6人部屋でおばあちゃんばかりでした)、病院の食事も経験でき(ドクターからの指定がない限り、その日のメニューから選べるシステムなのですが、とてもおいしかったです)、イギリスの病院生活がどのようなものかもわかりました。面会時間には必ず彼が来てくれたので、精神面での心配やストレスはありませんでした。
退院後は会社の配慮でしばらく休養をいただきました。入院中は、彼が私の家族に連絡を取ってくれました(といっても、家族は英語が話せないため、友人に仲介に入ってもらいました)。日本にいた家族には心配をかけましたが、近くで面倒見てくださる人がいることがわかり、家族の心配も薄らいだようです。
私の場合、海外保険に入っていましたが、国民の税金によって運営されている国営の病院(NHS :National Health Service)に連れて行ってもらったため、料金の面でも心配ありませんでした。

Q:インターンシップ体験が、公私ともに大きな節目になったのですね。

A:このインターンシップ体験で、全く思いがけない方向に人生が変わってしまいました。インターンシップ前に考えていた方向とは全くずれてしまいましたが、最終的にはよい意味で前に進むことができてよかったと思っています。インターンシップで体験したことは、仕事のキャリアだけではなく、経験や生活全てに影響しました。本当に参加してよかったと思っています。

Q:今後の仕事の展望や、下川さんの夢を教えてください。

A:1年後にイギリスに戻るため、現在はキャリアアップというよりも、残された日本での生活を楽しむことに重点をおいています。今はホテル業界とは異なった仕事をしていますが、イギリスに戻った後は、またホテル業の仕事に就くと思うので、新しいことを学び、自分の知識として身につけていけたらと思っています。
将来は彼が独立し、自分のお店(レストラン)を持ちたいということなので、おそらく私は、そこでウェイトレスとして働くことになると思います。大変なこともあると思いますが、2人で夢を叶えたいです。

Q:プログラム参加希望者に向けて、アドバイスをお願いします。

A:私は今まで、やった分だけ自分に返ってくると信じていたことに関しては、時間を惜しまずやってきました。今回の経験は、今までで一番大きなものとなって自分に返ってきました。未知の世界に飛び込むことは、ほんの少しのきっかけだったり、タイミングだったりしますが、それが大きく自分を変える結果になることもあります。インターンシップを考えていらっしゃる方は、一度アスパイアに相談するとよいと思います。意志がしっかりとしていれば、アスパイアの方々はしっかりとサポートしてくださいますよ。必ず自分が思っていたこと以上のものを手に入れることができると思います。

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