■体験談

このウィンドウを閉じる

「あなたがいるから、このホテルに泊まりたい!」
そう言われるようなコンシェルジュになるのが夢

インターン期間:2007年4月〜2008年3月
参加コース:イギリス小中規模ホテル中級トレーニングコース
インターン先:グラスゴーの中規模ホテル

昭和56年生まれ。静岡県出身。京都外国語大学外国語学部英米語学科卒業。地元のホテルで3年間勤務したのち、イギリス小中規模ホテル中級トレーニングコースに参加。イギリスのホテルでインターンシップを体験。

京都外国語大学卒業 グラスゴーの中規模ホテル ハイアットリージェンシー京都

タイプの違う2つのホテルでインターン体験

Worked in the restaurant with a French guy Marc.

Scotland nature. With my friend Virma and Gordon.

George Square in Glasgow. At international piping festival.

Visited Matterhorns in Switzerland. With my Swiss friend Esther.

Worked as a receptionist with Wendy from Holland.

My Birthday & farewell party. With reception manager Joanne.

Q:インターンシップに応募した理由を教えてください。

A:大学入学前から、語学を生かせる仕事をしたくてホテルの就職を希望していました。しかし、大学4年生の頃、目標としていた外資系ホテルに就職試験でことごとく落ちてしまいました。勉強と経験を積んで再チャレンジしようと決め、地元のホテルに就職。レストランやベルガール、営業企画などの経験を積みましたが、英語を使う場面が少なく、物足りなさを感じていました。そのまま地元のホテルで働くという選択肢もありましたが、やはり夢は捨てられなかったです。新たなチャレンジをしてキャリアアップしたいと思い、プログラムに応募しました。

Q:留学経験があるそうですね。

A:カナダ・オンタリオ州のLondon市にあるHuron University Collegeに、派遣留学生として8か月間留学していたことがあります。あちらの大学では、学部生に混じってどんな授業もとることができました。私は、International comparative studies(国際比較文化論)をメインに、スペイン語や音楽の講義も受けていました。

Q:留学によってキャリアビジョンはどのように変わりましたか?

A:海外旅行をしたい」という考えから「海外で働きたい」という大きな夢ができました。英語を話すことで、世界中の人たちとのつながりができる喜びを覚え、語学を生かせる仕事に就こうと決心しました。また、日本を長期間離れたことで、あらためて日本文化や日本社会の良さに気づき、多くの外国人にその良さを知ってもらいたいと考えるようになりました。

Q:インターンの派遣先にイギリスを選んだのはなぜですか?

A:アメリカ、カナダには行ったことがありましたが、イギリスは今までに行ったことがなかったので。ヨーロッパのホテルのシステムを自分の目で見て、感じたいと思いました。

Q:イギリスで滞在していた都市は?

A:最初の3ヶ月はチェスターに滞在していました。ここは歴史のあるとてもかわいらしい町で、田舎育ちの私には心地よいところでした。空気がとても気持ちよくて、外をよくお散歩していましたよ。
その後、スコットランドのグラスゴーに移りました。スコットランドの大都市だけあって、とても忙しい町。昼間から酔っ払っているグラスゴー人(典型的なんですけどね)ですが、優しくておもしろい人が多かったです。日本人はあまり住んでいませんが、サッカー・セルティックに中村俊輔選手が所属しているということもあって、私が日本人だとわかると、大歓迎されました。

Q:インターン先での具体的な仕事内容を教えてください。

A:最初の3ヶ月はチェスターにあるホテルのレストランにて、テーブルセッティング、ゲストを席まで案内する、オーダーをとる、メニューの説明、電話の対応、予約受付、片付け&掃除などをしました。小さなホテルだったので、結婚パーティー、ダンスパーティーなどのBanquetingの仕事もしていました。
その後、グラスゴーに移って、フロントの仕事を9ヶ月経験。電話交換や宿泊予約対応、チェックイン、チェックアウト、金庫の管理、部屋割り、デイリーレポート作り(売上げ、稼働率などのチェック)など。フロント業務とバック業務を両方こなしました。

Q:同系列の2つのホテルで働いたんですね。

A:チェスターのホテルは田舎にあり、客室数も77部屋と少なかったです。家族連れや年配のグループが多く滞在していました。ほとんどがイギリス人、ドイツ人のゲストでした。スタッフが少なく、休日出勤や残業することも多かったです。スタッフ同士は家族のように仲がよかったのですが、ダラダラと仕事をしている人もいて、仕事に対するモチベーションを高める雰囲気は、正直あまり感じられませんでした。
一方、グラスゴーのホテルは中央駅のすぐ隣に位置し、客室数は222。大都市なので、ビジネスマンや家族連れ、ホリデーで来るゲスト(サッカー観戦、ツアー、ハネムーン)などで、世界各国からゲストが来ました。スタッフ同士のコミュニケーションも良く、とても刺激的な職場環境でした。

Q:インターン中、壁にあたったことは?

A:私はアメリカ英語に慣れていたので、イギリス英語に苦労しました。特にグラスゴーに行った時は、スコットランド独特のなまりがまったく理解できませんでした。電話の応対には本当に困りましたね。相手の言っていることがまったく理解できず、仕事の後、部屋に戻って悔し涙を流したこともありました。それからは、とにかくTVでニュースをたくさん見るようにして、ゲストとの話題作りにしました。また、私はフロントで働いたことがなかったので、基礎知識がまったくありませんでした。わからないことは知ったかぶりをせず、とにかくわかるまで何度も聞いてメモを取るようにし、自信がつくまで上司や先輩にチェックしてもらって何度も練習しました。

Q:インターン体験で得たものは何ですか?

A:ひとつはチームワークです。スタッフ同士のコミュニケーションの良さが、仕事においてとても大事だと思いました。自分の意見ははっきりと伝え、相手の言っていることは真剣に聞く。小さなことかもしれませんが、これが仕事を円滑に進めるポイントですね。
もうひとつは世界各国の友達ができたこと。仕事でもプライベートでも、いろいろな国の人に出会い、多くの友達ができました。彼らには、自分が落ち込んでいるときに励ましてもらったり、助けてもらったり…。これからも仲良くしていきたいです。

Q:インターン中、印象的だったことは?

A:日本では考えられないことですが、グラスゴーのホテルは歴史的な建物ということもあり、多くの客室のお湯が出ないということがありました。お客様のクレーム対応(部屋の変更、別のホテル探し、返金など)に追われましたが、スタッフと協力し合い、ハプニングにも冷静に対応できました。

Q:希望していたハイアットホテルの内定を獲得されたそうですね!

A:インターン後の就職は、以前から目標としていた外資系ホテルと決めていました。そして大学時代を過ごした大好きな京都は、世界各国からお客様が集まる都市だということもあり、今までの経験をめいっぱい生かせる場所だと考えました。中途採用での応募は初めてでしたが、書類選考→面接を受け、その場で内定をいただくことができました。送付した書類は英語のものもありましたが、Matthewにもアドバイスをいただき、自信を持って提出することができました。
面接では、人事マネージャー、フロントマネージャー、総支配人とお会いしました。少し緊張しましたが、自分らしく自然体で話すことができ、面接を楽しむことができました。また、こちらからの質問にも丁寧に答えてくださり、ハイアットの目指すビジネスをより知ることができたと同時に、温かい歓迎にとても感動しました。

鈴木さんからマシューへの報告メール

Q:インターン体験は、ご自身のキャリアにどのように影響したとお考えですか?

A:インターンは私にとって、なくてはならない経験でした。「日本を訪れる外国人に日本の良さを知っていただきたい、快適な滞在をしていただきたい!」。この強い想いから、外国人のゲストがたくさん訪れるホテルで働くのが長年の夢でした。海外のホテルで、実践的なトレーニングを積むことによって、自分の夢へと近づいたと思いますし、なにより自分自身を磨くことができたと思います。また、英語力の面でも、なかなか900点の壁が越えられませんでしたが、2008年5月に受験したTOEICでは930点(Listeningは満点でした)を獲得できました。

Q:ホスピタリティ業の魅力、仕事のやりがいとは?

A:いろいろなお客様がいるから、毎日おもしろいですね。ビジネスマン、ご家族、ご年配の方、外国人など、それぞれのお客様のニーズに合わせて、サービスのしかたを変えていく。知識も経験も必要なので、日々勉強ですが、目の前のお客様に喜んでいただける瞬間が、たまらなくうれしいです。「ありがとう!また来るね!」の言葉で何度励まされたことか。自分が落ち込んでいるときほど、お客様の笑顔に救われます。

Q:今後の夢を教えてください。

A:フロントスタッフとして、もっと成長したいですね。いつかコンシェルジュになって「あなたがいるから、このホテルに泊まりたい!」と言っていただけるような存在になりたいです。

Q:ホテルインターン参加希望者にアドバイスを。

A:インターンシップ参加を迷っている方、ぜひチャレンジしてみてください。決して楽しいことばかりではありません。でも、チャレンジせずに後悔するより、チャレンジしていろいろな波にもまれるのっていいですよ! 私はこの経験で大きく自分の人生が変わりました!

トップページ | 他の体験談を読む