■体験談

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参加前は両親が心配していましたが、
今では「いい経験をした」と喜んでいます

インターン期間:2008年5月〜2009年4月
参加コース:カナダ小中規模ホテル中級トレーニングコース
インターン先:Crystal Lodge

1982年生まれ、奈良県出身。大学卒業後、大阪心斎橋のビジネスホテルで4年間フロントにて勤務。研修先のカナダでは4つ星ホテルのクリスタルロッジでハウスキーパーとしてインターンを体験。

大阪のビジネスホテル カナダでインターン 大手ケーブルテレビ会社

一年間の経験を通して成長できたことが、一番の収穫

ハウスメートとその友人と、ドライブして湖まで行きました

家から徒歩10分の湖。山が湖に反射してとても感動し、お気に入りの場所になりました

夏は自転車でよくサイクリングをしました。日本で味わったことのない開放感でした

ハロウィンパーティにて。みんなすごかったです!

冬の休日はスノボ三昧!ウィスラーの広大な景色の中で滑れて幸せでした

Q:インターン参加のきっかけは?

A:中校生の頃から英語が好きで、大学時代にも留学し、海外にはずっと興味がありました。社会人になった後も自分なりには英語を勉強していたのですが、職場では英語を使用することは少なく、もっと生きた英語を勉強したいとずっと思っていました。そして仕事にも物足りなさを感じていたので、これまでのホテルの経験も活かし、もう一度海外で挑戦することで、自分を成長できたらと思い、参加させていただきました。

Q:研修先にカナダを選んだのは?

A:カナダを選んだ理由は、英語がきれいだと聞いていたからです。そして、私は自然も好きなので、せっかくならカナダの雄大な自然の中で学べたらと思い決めました。

Q:英語には自信がありましたか?

A:学生時代に9ヶ月アメリカへ留学していたこともあり、英語には少しは自信はあったのですが、やはり現地へ行くとまだまだ自分の英語力のなさを実感しました。社会人になってからも英語の勉強は続けてましたが、目標がないと頑張れないので、定期的にTOEICや英検を受けていました。あとは、時間のある時はNHKラジオの英語講座を聞いたり、映画を音声切り替えで英語で見たりして、リスニング力を鍛えるよう努力しました。

Q:研修先での仕事内容を教えて下さい。

A:ホテルのハウスキーピングをしました。ベッドメイキング、バスルーム・キッチンの掃除、掃除機がけなど、とても体力のいる仕事でした。
最初はフロントを希望していたのですが、仕事を始めて、2ヶ月後くらいにいきなり「フロントに空きがあるけど、どう?」といわれ、そのときは英語にもまだまだ自信がなく、もう少し後がいいと断ってしまいました。その後はタイミングが合わず、結局フロントにはいけなかったので、駄目もとでやればよかったと後悔してました。でも、ハウスキーピングでも清掃中にお客様と会話する機会も多々あり、スタッフとも仲良くなり、最初は緊張していた職場も最後には居心地がよくなり、帰国前はとても寂しかったです。

Q:研修先で壁にあたったことは?

A:最初の頃はやはり言葉の壁が大きかったです。職場にはオーストラリア、ニュージーランド、イギリス、ケベック(カナダのフランス語圏州)、インドといった国の従業員が多く、それぞれ英語に訛りがあり、とても苦労しました。最初の頃は戸惑い、笑ってごまかすこともあったのですが「それでは成長しないなぁ」と思い直し、聞き取れなかったら「何て言ったの?」と聞きなおし、わかるまで言ってもらうようにしました。そうするうちにさまざまなアクセントにも抵抗が少なくなってきました。そして、インターンシップ終わりの頃には、イギリス人の同僚の子に「かおりは出会った頃はいつも不思議そうに私の顔を見ていたけど、今は会話できるようになって英語上達したね」といわれ、とても嬉しかったです。

Q:インターン体験で何を得ましたか?

A:今回の経験を経て、ハードワークで体力もつきましたが、それ以上に精神的にとても強くなれた気がします。日本人と離れて外国人の中で生活し、仕事し、生きていくことは、想像以上に大変なことでした。
まず、職場でも自分から話しかけないと始まらないので、毎日何を話そうかと必死でした。また、こちらの人はお客様に対してもフレンドリーで会話が上手です。職場でもそうですが、他にも買い物や、レストランなどに行っても必ず「How are you?」から会話が始まり、相手もこちらも気持ちいい気分で時間を過ごすことができ、日本の会話不足を改めて感じ、今後、もし接客業をするなら必ず活きてくる経験だと思いました。
また、日本ではほとんど家事はしていませんでしたが、寮生活を通し、一通りの家事はこなせるようになり、自炊もできるようになりました。仕事が暇な時期には、初めての一人旅にも挑戦し、旅先でいろいろな人に出会い、大自然を満喫し、人間的にも一回り大きくなり、以前よりも自分に自信がつきました。一年間の経験を通して成長できたことが、一番の収穫です。
ただ、マイナス面もあります。会話をする中で自分が「日本の文化をもっと知っていれば…」と思うことが多々ありました。私の出身地の奈良は大昔に首都だったとは言えても「どのくらい栄えていたの?」とか「何年前?」と言われると答えにつまったり、「鯉のぼりはなぜ鯉の魚を使うの?」など、知らない自分がとても情けなく思いました。

Q:研修先での印象的な思い出はありますか?

A:クリスマスの日にハウスキーピングのマネージャーから「今日は仕事は半分でよろしい」と言われたときは驚きでした。毎日「完璧に掃除しなさい」と言われているのに、クリスマスには従業員を早く帰らせてあげたかったようで、その日は簡単な清掃のみでした。日本ではありえないことなので、とても印象に残っています。クリスマス時期はホテル料金もあがっているのに、私的には「お客さんから苦情来ないのかなぁ〜」と少し心配でしたが…。その後、やはり何件か苦情はあったと聞きました(笑)。でも、ほとんどのお客様は理解してくださり、その点でも、日本人とは違うところだなぁと実感しました。

Q:ホテルのスタッフとはどのような交流がありましたか?

A:寮が同じ同僚もいたので、休みの日に一緒に買い物に行ったり、テレビを見たり、ご飯を食べに行ったりしました。夏には地元でバレーボールの大会が行われており、インターン先のバレーチームに所属し、週1回、湖の近くでのビーチバレーを3ヶ月程楽しみました。そのおかげでみんなとの距離がかなり縮まり、頑張って参加してよかったと思います。また、バースデイパーティ、ハロウィンパーティ、クリスマスパーティなどにも参加し、みんなと交流するよう心がけました。

Q:現在は就職活動中ですか?

A:6月から就職活動を開始しようと思っています。以前ホテルで働いたこともあり、仕事内容も楽しかったので、ホテル関係もやりたいですが、せっかくなので、英語に携わりながら、英語のレベルアップに繋がる職業を検討中です。

Q:インターン参加前、ご両親がとても心配されていたそうですね。

A:両親はとても心配していました。特にアスパイアという会社が本当に信用できるのかどうか、不安だったようです。しかし、私がとてもたくましくなって無事に帰ってきたので、今では安心し、いい体験になったと喜んでくれています。

Q:インターン体験が今後の仕事にどう影響するとお考えですか?

A:インターンを通じ、いろんな国の人々に会い、違った文化を経験し、自信もついたので、どんな職業についても視野を広く持って、前向きに頑張れる気がします。特にホテルなどのサービス業では、お客様への対応面でよりよいサービスができると思います。大げさかもしれませんが、カナダ滞在中は普段の生活も接客の一部のような感覚でした。外国人は褒めることが上手で、また会話中のリアクションも良いので、そういった面ではかなり勉強になりました。

Q:今後の仕事の展望は?

A:今後はもっと英語を勉強し、仕事の合間に世界各国へ旅をし、さまざまな文化や人々と触れ合い、自分の中に吸収していきたいです。世界に出て新しいことを知ることで、必ず自分のプラスになります。機会があれば、次はオーストラリアにワーキングホリデーするのもいいなぁと考え中です。ただ、今現在は自分の英語のレベルアップのため、Toiec900点、英検1級合格を目指し、勉強中です。

Q:最後に、ホテルインターン希望者に向けてアドバイスをお願いします。

A:一年という限られた時間なので難しいですが、プライドや遠慮は捨て、自分ははるばる日本から来て、異国にいるのだからと開き直って、何事にも参加し、落ち込むことがあっても前向きに切り替える努力をし、笑顔を絶やさず頑張ってください。そうすればきっと充実した一年が送れます! 何をしても、楽しもうとすることが一番ですね。

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