■体験談

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「あなたに会いに戻って来た」と言われるようなリピーターゲストを作りたい

インターン期間:2009年10月〜2010年10月
参加コース:アジア高級ホテル中級トレーニングコース
インターン先:Centara Grand Resort & Spa(モルディブ)

1987年生まれ、千葉県出身。ホテル専門学校卒業後、ペニンシュラ東京に入社。2009年10月からモルディブのCentara Grand Resort & Spaにてインターンを体験し、インターン終了後は、モルディブのConrad Maldivesに現地就職を果たした。

ペニンシュラ東京 モルディブでインターン モルディブのConrad Maldivesに現地就職

とにかく話すことで、言葉の壁を乗り越えた

Q:プログラムに参加する前の職歴を教えて下さい。

A:フォーシーズンズホテル椿山荘にアルバイトで1年8ヶ月、正社員としてザ・ペニンシュラ東京で2年1ヶ月働きました。

Q:そもそもなぜホテルで働きたいと思ったのですか?

A:ホテルで働くことの魅力は、普段出会うことのないような方々に出会えることです。この仕事に興味を持ったのは、中学生の時にニュージーランドに3週間のホームステイに行ったことがきっかけでした。泊まったホテルで日本人スタッフに出会い「ホテルっていいかも」と思いました。英語の勉強が好きで、いつか海外で働きたいという夢があり、ホテルだったらそれが叶えられると思いました。

Q:プログラムに参加した動機は?

A:いつか海外で働きたいと思っており、ペニンシュラでも2年間働いたので、そろそろ海外に出てもいいだろうと思いました。インターン先にモルディブを選んだのは、日本ではシティホテルで働いていたので「リゾートに行きたい。行くなら究極な場所がいい」と考え、1島1リゾートであるインターン先のホテルは究極だと思ったからです。

Q:インターン前、英語に自信はありましたか?

A:英語は好きで、高校も英語の授業が多い学科に通っていました。日常会話くらいはできるだろうと思っていましたが、やはり英語を普段から使う機会が少なかったので「学校で習った正確な英語を使わないと」と頭でっかちになり、伝えることよりも正確に文章を作ることに精一杯になっていました。その後「正確じゃなくても、とにかく伝えないと!」と気づいてからは、考え込みすぎず、どんどん単語を並べて、徐々にしゃべれるようになっていきました。

Q:インターン先での具体的な仕事内容を教えてください。

A:日本人ゲストリレーションズ兼レセプショニストです。主にレセプション/フロントの仕事(チェックイン・チェックアウト等)にプラス、日本語スペシャリストとして、日本人ゲストのお手伝いや、英語の文章の日本語訳等も行いました。

Q:日本のホテル業務との違いはどんなところにあると思いましたか?

A:時間の流れ方がゆっくりなので、ほとんど全ての仕事で、日本にいた時の3〜4倍の時間がかかっていました。

Q:インターン中、仕事をしていて壁にあたったことは?

A:壁には何度もぶつかりました。始めは英語の壁にぶつかり、毎日とにかく繰り返し話すことで徐々にできるようになりました。また、今までレセプション/フロントという表に立つ仕事をしていなかったので、1から10まで全てが新しいことでした。でも、それは他のスタッフも同じこと。新規オープンだったので、壁にぶつかるたびにみんなで乗り越えて行きました。

Q:インターンでの失敗談や印象的だったエピソードを教えてください。

A:ゲストは水上飛行機でいらっしゃるのですが、プラットホームまで船でお迎え、お見送りに向かいます。到着時間は天候や水上飛行機会社のオペレーション状況により、大きく遅れることもしばしば。働き出して1ヶ月を過ぎた頃、上司から「14:30にリリビーチ着」と言われ、時間が確定したものと思い込み、スピードボートで向かいました。しかし、到着時間はまだ確定しておらず、不運にも水上飛行機がメンテナンスになってしまい、ただの待ち損になってしまいました。これで学んだのは何度も確認をすることです。何度も確認することで、しなくてもいい失敗を無くせるようになりました。

Q:英語での接客や仕事に自信がついたのは、どんな時でしたか?

A:リゾートがオープンしてすぐの頃、ご主人様を亡くされたヨーロッパからのゲストが、ご主人様の大好きだったモルディブにいらっしゃいました。私の英語はまだまだでしたが、つたない英語で会話し、会うたびに「お手伝いできることはないか」と伺うようにしました。徐々に私を探しにレセプションに来てくださるようになり、ご出発時に「あなたに会えて、ゆっくりした時間を過ごし、少しずつ気持ちが晴れてきました」と言ってもらえたときは、この仕事に就いてよかったと思いました。

Q:インターン先の同僚とは、どんな交流がありましたか?

A:リゾートでは1部屋に2人で住んでいたので、何かあればすぐに同僚に相談できる環境でした。私にとっては、同僚というよりお姉さんと思えるほど近い存在です。リゾートを離れた今でも、電話で近況報告などしています。

Q:モルディブではどんな風に生活を楽しみましたか?

A:小さな島で、できることは限られていましたが、ダイビングやウォータースポーツで頻繁に遊んでいました。部屋ではインターネットもし放題だったので、日本の情報は毎日欠かさずチェックしていました。夜はスタッフ専用のバーでお友達とおしゃべりすることもありました。

Q:インターン体験で得たものはどんなことでしたか?

A:度胸と、失敗してもめげない心。そして、スタッフやゲストとの繋がりです。

Q:就職活動はどのように行いましたか?

A:せっかく1年モルディブにいたので、もう少しこの国にいたいけど、ステップアップもしたいと思い、5スター以上のホテルを探しました。帰国間際のギリギリになって、今の勤務先コンラッド・モルディブ・ランガリアイランドから「OK」の返事がもらえました。

Q:インターンでの経験が現在の仕事に活きていると思いますか?

A:現在は、Island Host(日本語スペシャリスト)として働いています。インターンの時と同じような仕事内容です。インターンの時にベースの部分が作られたので、1から始めるよりもすんなりと仕事が始められました。

Q:今後の仕事の展望や夢を教えてください。

A:「モルディブに来て良かった」と思ってもらえるような接客と「あなたに会いに戻ってきたよ」と言ってもらえるリピーターゲストを作ることが目標です。

Q:ホテルインターン参加希望者に向けて、アドバイスをお願いします。

A:海外に出ること自体が大きなチャレンジで、さらに働くとなると、たくさんの壁にぶつかると思います。ただ、その壁はその国柄に合わせて仕事をすることで、意外とすんなり解決できます。日本で培ったサービス精神は大事ですが、日本人特有の奥ゆかしさはさておきで、意欲を持ってインターンに望んでください。

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