■体験談

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インターン体験後、大好きなマレーシアで就職できました!

インターン期間:2005年12月〜2006年12月
参加コース:アジア高級ホテル中級トレーニングコース
インターン先:Sheraton Langkawi Beach Resort(マレーシア)

1979年生まれ。駿台ホテル観光事業専門学校ホテル専科卒業。京都の老舗旅館などで仕事の経験を積んだ後、インターンプログラムに参加。マレーシアのランカウイ島にあるSheraton Langkawi Beach Resortでインターンを体験し、その働きぶりが評価され、プログラム修了後にインターン先のホテルに入社。

京都の老舗旅館 NZへ語学留学 ランカウイ島でインターン インターン先に就職 ランカウイ島の系列ホテルに転職

国際感覚と英語力という武器を手に入れ、キャリアアップに成功

イスラム教の祝日はマレーシアの民族衣装を着て、お祝いモードで出勤。2006年の断食明けの日です

去年秋頃に研修へ行った系列ホテルのロビーにて同僚と

毎年、両親が休暇に来てくれます。今年の3月に島内の有名イタリアンレストランにて

2006年度の他のインターナショナル研修生と。出会いが楽しいです

Q:プログラム参加までの経歴を教えてください。

A:高校卒業後、神戸の専門学校で2年間、ホテルマネージメントを学びました。合計して、その半分くらいは関西圏を中心に、一流ホテルで研修生として実際に働きました。卒業後は、京都の老舗旅館でおもてなし係りとして2年勤めた後、実家のある岡山に移り、海外就職に向けて準備してきました。

Q:プログラムに参加しようと思った理由は?

A:専門学校2年時に、思い立って海外研修に参加したのが全ての始まりです。約5ヶ月の研修で、いろんな意味で自分の視野が広がり、海外で働くことの面白さを発見しました。ただ、接客英語の自信が100パーセントにならなかったので、インターンシップから始めることにしました。

Q:英語力に自信はありましたか?

A:英語を使う度胸はありました(笑)。専門学校卒業後は、テキストを買って独学で勉強することから始めました。そしてニュージーランドへ行き、先生の家で生活しながら学ぶ3週間のホームステイを体験。その2年後くらいに今度は語学学校へ4ヶ月通いました。趣味である海外旅行で英語を使う機会もありましたが、英語が本当に身に付いたのはこちらに来て2年目くらいですね。

Q:インターン先にマレーシアを選んだのは?

A:実は、専門学校の時に派遣された先がマレーシアだったんです。その時はペナン島でしたが、美味しいものがたくさんあるのと、その居心地の良さにハマってしまい「マレーシアで就職してみたい」と思いました。インターン先は、本当に素朴な田舎のランカウイ島。最初の印象は「スゴイところへ来てしまったな」(笑)。詳細は控えますが、生活スタイルが全く想像外だったので(笑)。幸い、勤務3年目の日本人の先輩がいらっしゃって、いろいろな面で教えていただけたので、数週間でなんとかこの生活になじめました。

Q:インターン先での仕事内容は?

A:インターンをしたのは、Sheraton Langkawi Beach Resortというリゾートホテルです。タイトルはJapanese Guest Service Officerですので、主に日本人のお客様のお手伝いです。ただ、90パーセント以上のお客様が他国の方なので、他のフロントオフィスのスタッフとほぼ変わらない業務内容です。基本的にレセプションカウンターにいますが、時にはテレフォンオペレーターやベルマンを手伝ったりします。

Q:インターンで得たことは?

A:世界にはさまざまな人がいて、どのように接客すべきかということを学びました。それは、日本で働いていてはわからなかったことだと思います。宗教、習慣、文化など。今も日々、研究中です(笑)。
実は、インターンとして来て早々に、上司に怒鳴られたことがあります。インターン生としてどうあるべきか模索していた時期でした。特に研修カリキュラムもなく、ポンと現場へ入れられた感じだったので、戸惑いつつも指示されたことをこなしていました。ある時、誰も指示する暇もないほど忙しい日に、1人でポツンとしていると「何をやってるんだ! みんな、忙しいのがわからないのか? 助けようっていう気はないのか?」とロビーで怒鳴られてしまいました。かなりショックを受けましたが、ある意味、殻が破れて、それからは自分で進んで仕事を見つけていけるようになりました。今となっては懐かしい思い出です(笑)。

Q:インターン先に就職されたそうですね。

A:当初、1年のインターンシップの予定だったのが、ビザの法律の改正で半年になってしまいました。人事のトレーニングマネージャーが「続ける気があるなら社員として採用するよ」とのことで、すんなり就職できてしまいました。
実は今のホテルを7月末に退職後、1ヶ月休んで、9月から系列のWestin Langkawi Resort & Spa
で働くことになりました。去年の10〜11月に、日本人スタッフがいない同ホテルに交換研修へ行ったのですが、日本人のお客様への気配りや他のスタッフとも問題なく一緒に仕事ができたことが評価されたようで、その時点で誘われました。その時は、今のホテルの契約があったので仕方なく断念しましたが、今年3月に人事部長から再度オファーを頂いて、全ての条件を希望通りに調整していただけたので、受けることにしました。本当についているとしか思えません。

Q:マレーシア暮らしで、カルチャーショックを受けたことは?

A:書ききれないほどありますよ(笑)。ほとんどは宗教的なことですね。国教のイスラム教はこちらに来て初めて触れた宗教ですし、2年半近くいますが、まだまだ知らないことばかりの奥が深い宗教だと思います。それでも、他の宗教、文化を知ったことで1人の地球人として心が広くなった気がします。マレーシアの魅力は、人種のるつぼ、文化のるつぼだということです。基本民族がマレー人、中国人、インド人とすでに3民族なのに、このほかにもいろんな民族が混じっているこの国に、海外からの滞在者が加わって、さらにごちゃまぜになっています(笑)。だからでしょうか、みんなそれぞれ尊重し認め合っていて、お互いに対しての心配りが見られます。旅行者にとっては最高な国ではないでしょうか。ちなみに、ホテルのスタッフ、みんながみんな友達です!

Q:そもそもホスピタリティ業に興味を持ったきっかけは?

A:こういった業界を知るきっかけになったのは、高校生の時のアルバイトです。デパ地下の魚屋さんというちょっと変わったバイト先ではあったのですが、裏方中心のはずが、店長の意向で表に出ていることが多かったんです。その時に知った「接客って、楽しいなー」という気持ちは今も変わりません。なんとなく、だけど迷わずホテル業界を目指し始めました。今の仕事に就いてからからは、お客様をお手伝いした後やチェックアウトの際に「ありがとう」と笑顔で言っていただけるだけで、自分がこちらで働いている意義を実感でき、やりがいを感じます。

Q:インターン体験はご自身のキャリアにどう影響していると思いますか?

A:日本にいては得難い、国際感覚と英語力を身に付けられました。これは、キャリアを積む上で強い武器だと思います。その結果、レベルアップすることになる次の就職先を得ることができました。

Q:今後の仕事の展望を教えてください。

A:専門学校で海外研修に行って以来、夢に抱いていた海外就職が叶ってしまいました。今度はもっともっと接客のプロになるべくいろいろな経験を積んで、私が学んできたサービス(おもてなしの心)を、まだまだ業界としては発展途上なこの国で、同僚たちに伝えていけたらと思います。

Q:ホテルインターン希望者に向けてアドバイスをお願いします。

A:何事にも柔軟性が必要になってくると思います。日本の感覚はほどほどにしておかないと、後でつらいかもしれません。日本の常識は世界共通ではありません。あれもダメ、これもダメと切り離していかないで、妥協するところは妥協して「いい加減」に調整できる心のゆとりを持つように心掛けましょう。あとは、周りに流されることなく信念を持って仕事に取り組んでください。皆さんのインターンシップも素晴しいものになりますように。

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